コーヒーが一番!?カフェインで眠気を覚ます方法
「眠気覚ましに一杯いきますか」とよく言われるように、眠気を覚ます方法としてコーヒーは定番中の定番です。
コーヒーに含まれるカフェインが眠気覚ましの効能を持っているからなのですが、人によってはその効果があまり感じられない方もおります。
果たしてカフェインによる眠気を覚ます方法として、コーヒーはベストな飲み物なのでしょうか。
カフェインで眠気が覚める理由
ではどうしてカフェインは眠気を吹き飛ばしてくれるのでしょうか。
カフェインには脳神経に直接作用し、中枢神経を興奮させる作用があります。
それが覚醒効果をもたらし、目が覚めることへと繋がっていきます。
だからカフェインは、ある意味精神刺激薬の一つとして位置づけられているのです。
またカフェインは、強心作用・解熱鎮痛効果等の薬効効果もあります。
これらの作用は総合感冒薬や鎮痛剤に利用され、医療用に利用されています。
カフェインで眠気を覚ますお薦めドリンク
カフェインと言えばコーヒーが真っ先に浮かびますが、他にもカフェインを含む飲み物は多数あります。
では眠気覚ましに効果的な、カフェインを多く含む飲み物と含有量を紹介していきましょう。
コーヒー
235mlの中に含まれる量はインスタントコーヒーだと62mgですが、ドリップしたものであると、実に95mgと含有量が跳ねあがります。
緑茶
235ml中に30~50mg含まれております。
紅茶
235ml中に47ml含まれております。
コカ・コーラ
350ml中に35ml含まれます。
こうして見ると、やはりコーヒーのカフェインの含有量がダントツに高いのがわかりますね。
やはり眠気覚ましの王様と言っても良いでしょう。
しかし忘れてならないのは栄養ドリンクの存在です。
眠気覚ましとして、シュアが広がりつつある栄養ドリンクの市場では、それぞれのニーズに合わせて、多種多様なのものが販売されております。
カフェインの含有量も、少な目の物からバッチリ目が覚めることを目的としたものまで様々あります。
カフェインの摂りすぎに注意!
カフェインは強い覚醒効果を与えてくれると同時に、めまい・不眠等の副作用があります。
その上習慣性があり、飲み続けると軽い依存症に陥りやすいので注意が必要です。
例えば、朝コーヒーを飲まないと落ち着かない方もいますよね。
そうなると、もはや軽い依存症です。
飲まないことで、頭痛や集中力の低下、不眠、不安感、耳鳴り等の症状を引き起こします。
またコーヒーを常飲している場合は、飲んでも眠気が覚めない事があります。
その場合は、カフェインに対して耐性が出来ていると考えられます。
だからと言って、コーヒーを何杯も飲むことはやめましょう。
かえって胃を痛めたり、健康を害します。
カフェインの1日の摂取量の上限は、体格の大きい人でも約400mg以下と言われております。
過剰摂取は心臓に負担を与え、最悪死に至るケースも十分あり得ますので、くれぐれも注意してくださいね。
コーヒー等に含まれているカフェインは、眠気を覚ます方法としてとても優秀な反面、副作用等のリスクもあります。
『毒にも薬にもなる』、そのことを忘れずに、上手にカフェインと付き合っていくことが大切なのですね。