歌が上手くなる方法~声量をあげる為に大事なこと
歌を歌うのは好きだけれども大きい声を出すのはなかなか難しい。
カラオケにいってもボソボソとしか歌えず、恥ずかしいから皆の前では歌うのを控えている…なんて、そんなあなた。
声の大きさ、声量は基礎の学習と訓練次第でいくらでも幅広く成長するものです。
大きな声で高らかに歌いきることが出来たなら、きっとそれはとっても気持ちのいい経験です。
それを何もせずに諦めてしまうなんて勿体無いですよ!
基本の腹式呼吸をマスターしよう
腹式呼吸は睡眠時に誰もがおこなっている呼吸方法です。
お腹に手を当ててお腹が膨らむように息を吸い込んでみましょう。
最初のうちは深く息を吸い込まないと腹式呼吸が出来ているか認識できないですが、繰り返すうちに無意識でも腹式呼吸が可能となってきます。
すぐに出来る!腹式呼吸トレーニング
腹式呼吸の感覚がつかめたら、腹式呼吸を鍛えるトレーニングをするため2Lの空きペットボトルを用意しましょう。
手にペットボトルを持ったら、大きく息を吐きましょう。
体中の酸素を吐き出すイメージで少し苦しくなるまで息を吐きます。
もうこれ以上吐けない!限界となったら、空のペットボトルに口をつけてペットボトルの空気を吸い込みます。
ペットボトルがベコッと凹めばちょうど良いです。
その後に発生練習をしましょう。
繰り返すことで肺活量は勿論横隔膜を鍛えることが出来、声量を上げる効果へ繋がってきます。
繰り返すことで目に見えて声量はアップしますが、酸欠を起こすほどのハードなトレーニングをすることは避けましょう。
ちょっと頭が痛くなってきたな、と思ったら即座にやめて休憩を挟んでください。
安定した音量で安定した音を出すのが大事
ただ大きい音が出せるようになっても歌は上手になりませんので、自分の出しやすい音を安定して発音できるように合わせて訓練しましょう。
無理に高い音、美しい音を出そうとせず、自分にもっとも適した楽な音を安定させることに努めましょう。
力を込めて叫ぶようにすれば大きな声が出るようになると錯覚している人もいますが、お腹に力を込めて安定しない音を練習するのは負担でしかありません。
特に力を込めてしまうとお腹から出しているつもりが喉から無理に声を出してしまい、声帯を傷つけてしまうことも少なくありません。
1つの音を完璧に維持することが出来ると他の音はアッサリと簡単に出るようになります。
無理をせずとも段階を踏んで練習していけば、練習は自分を裏切ったりはしません。
そうしてアップした声量でたくさんの音を出せるようになり、遠くまで響く美しい声で歌えるようになってくるのです。