呼吸法とツボで簡単に血圧を下げる方法
50代の2人に1人が高血圧という今の世の中、気づかないうちに症状が悪化していくこの病気は、別名『サイレントキラー(静かなる殺し屋)』と呼ばれております。
徐々に血管が蝕まれていく怖い病気ですが、普段の生活習慣を見直すことでかなり改善することができます。
それと同時に、様々な血圧を下げる方法があります。
高圧剤、食事療法、運動療法等のポピュラーなものから、ツボ押しや、呼吸法等の方法で血圧を下げることもできます。
ツボを押したり、呼吸法にひと工夫加えるだけで血圧を下げられるなんて、にわかには信じがたいですが、れっきとした治療法として確立されているのです。
血圧を下げる2つのツボ
では、血圧を下げると言われるツボを紹介していきましょう。
1 合谷
合谷のツボは、手の甲にあるツボです。
血圧を下げるだけではなく、
- 肩こり
- 疲れ目
- 腰痛
- 頭痛
- 歯痛
- 喉の痛み
にも効き、正に『万能のツボ』です。
血圧は、血管が狭くなり血流が悪くなると上がります。
しかしツボを刺激し血行が良くなることで血管が広がり、血圧は下がります。
このツボを刺激すると上半身の血行が良くなるので、結果血圧を下げることへと繋がっていくのです。
合谷のツボは、親指と人差し指の付け根の窪みにあります。
指の腹を使い、強めに押し刺激を与えましょう。
多少痛い位が丁度良いです。
左右交互に1日5分程度、刺激を与えることで効果が現れてきます。
2 降圧帯
耳にあるツボで、丁度耳の裏側の上にある、外側の窪みにはしっています。
その名の通り、このツボを刺激すると血圧が下がり、正常値へ戻ります。
場所が耳なので、指の腹で擦りツボへ刺激を与えます。
30回擦って1セットとし、1日にそれを3セット行うと効果的です。
このツボを刺激する際は、両耳同時に刺激することがポイントです。
簡単!血圧が下がる呼吸法
呼吸法を変えるだけで、本当に血圧が下がるの?と思われる方もいると思いますが、血圧と呼吸は深い関係があります。
ゆっくり深呼吸する
ドキドキしたり自身が緊張状態にある時に血圧を計ると、大抵高く計測されます。
何故なら交感神経が働いて血管が収縮し、脈・呼吸共に早くなるからです。
そんな時、深呼吸をしなさいと言われたことはありませんか。
ゆっくりと深呼吸をすることで興奮していた交感神経をリラックスさせることができます。
スーッと鼻から深く息を吸って、ハーーッとゆっくりと吐き出すという呼吸を、毎日朝晩5分間続けてみましょう。
高かった血圧が徐々に落ち着いていくことでしょう。
腹式呼吸をする
深呼吸に負けず劣らず、腹式呼吸することも血圧を下げる方法の一つです。
お腹を意識して腹式呼吸をすることで、体はリラックスした状態になり、血圧が下がります。
腹式呼吸の方法
1 膝を立てて仰向けに寝ます
この時リラックスした状態で全身の力を抜き、両手はお腹の上へ置きます。
2 鼻からゆっくり息を吸いこみ、お腹を膨らませます
丁度お腹の中にボールがあって、それを膨らませるというイメージです。
3 ゆっくりと息を静かに吐き出していきます
先程お腹の中で膨らませたボールをへこますかのように、お腹をへこませながら息を絞り出していきましょう。
この時特に気をつけたいことは、息を吸う時よりも息を吐き出す時はゆっくりと時間をかけることです。
そして、これを1セットとし、1日10回程繰り返しましょう。
就寝前や起床時に実賎しても良いですね。
ツボや呼吸法で血圧を下げる方法、いかがでしたか?
何をするにも継続することが成功の秘訣です。
ツボ押しも呼吸法も簡単手軽に今すぐにでも始められる方法です。
早速チャレンジして、是非健康な体を手に入れてくださいね。