メルカリのトラブル解決~返金してもらう方法
国内最大のユーザー数を誇るフリマアプリであるメルカリでも、やはりトラブルはつきものです。
ましてやリアルに取引している訳でもないので、トラブルの解決方法も一筋縄ではいかない場合もあります。
今回はその中でも重要なトラブルである「返金に関するトラブル」の対処方法を紹介していきましょう。
メルカリで返金してもらうために知っておきたいこと
受け取り評価はしない!!
メルカリでのお金のやり取りは、運営事務局が管理する決済システムによって行われております。
流れとしては、購入者が払った商品の代金は、一旦運営事務局が預かることになります。
そして商品が購入者の元に届き、受け取り評価をして取引完了になり、そこで初めて出品者に代金が振り込まれるシステムです。
ここで気をつけたいのが、受け取り評価した時点で返金・キャンセルはできなくなるということです。
もしも届いた商品が不良品であった場合や、画像のイメージと著しく違っていた場合、キャンセルをお願いする前に受け取り評価をしてしまうと、その時点で返金されなくなります。
返金・キャンセルをしたい場合は、絶対に評価する前に出品者に連絡をとり、交換あるいはキャンセル等の対応をお願いしましょう。
3Nはメルカリでは禁止
取引の際、説明書きに
- ノークレーム
- ノーリターン
- ノーキャンセル
の3Nを主張される方もおりますが、メルカリではこのような行為は禁止でして出品できないことになっております。
もし説明欄に3Nが書かれていたとしても、明らかに不良品らしきものが送られてきた場合には、もちろん返品・返金を要求しても構いません。
ただし返品・返金・キャンセルは出品者の同意が必要です。
一方的に返品しないで、きちんと同意を得てから商品を返送しましょう。
相手から返品商品が到着したとの連絡が届いてからはじめてキャンセルの手続きが可能になります。
商品が中々発送されない場合
せっかく購入して代金の支払いも終わったのに、中々商品が届かない、発送されない時があります。
例えば「4~7日で発送」を前提として商品を購入したのに、7日過ぎても一向に発送通知がこないというケースです。
発送までの日数を過ぎた時点で、キャンセルを運営事務局に連絡するボタンが自動で取引画面に出て来ます。
このボタンを押すだけでキャンセルは成立するのですが、やはりどうして送られてこないのか気になりますよね。
そんな時は出品者に発送に関してどうなっているのか問い合わせてみましょう。
それでも連絡をよこさない出品者とは良い取引が成立すると思えないので、キャンセル手続きして返金してもらった方が無難です。
メルカリでは原則取引をキャンセルすることは認められてはおりません。
しかしこのように、出品者が期限を過ぎても発送しない等のトラブルが起きた時は、運営事務局に申請することでキャンセル処理をしてもらうことができます。
キャンセルが成立すると・・・
キャンセルが成立すると返金処理が行われます。
返金に手数料はかからず、コンビニ・ATM支払いの場合にかかった手数料も返金されます。
ただ着払いで払った際の送料に関しては、返金にはならないので注意が必要です。
返金等お金が絡むトラブルは不快な思いをすることが多いので、できれば避けたいものです。
メルカリの場合、運営事務局に話してキャンセルが成立すると、返金の処理は比較的スムーズに行われるので、どうか安心して取引に臨んでくださいね。