歌が上手くなる方法~高い声の出し方

高い声

高音域の歌声で高らかに歌い上げる様は見ててとても気持ちがよいですよね。

自分もあんなふうに高くて美しい声がだせたらどんなに素晴らしいか、と思えども地声がそもそも低いし、高い声を出したところで裏返ってしまうのが関の山。

そんな理由で歌いたくても歌えない、流行の可愛らしい高い音域の歌を避けていませんか?

声は練習すれば練習するだけ変化していく魔法の楽器です。

練習という名の手入れをしなくなった途端、さび付いて音が出せなくなります。

練習次第でいくらでも高い声はでます。

その手順をお教えしてまいりましょう!

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まずは発声練習

何事も基礎は大事ですので、「あいうえお」から発音してみて自分の声の高さを知りましょう。

低い……と落ち込むのは後にして、MAXで出せる高い音を維持できるようにします。

同じく腹式呼吸をマスターすることも大切です。

お腹に手を当て、肺ではなく横隔膜の下のほうが膨れるように意識して呼吸を繰り返し、自然と空気がお腹へ行くようになれば問題ありません。

高い声には肺活量を必要とするので、普段から出せる一番の高音も維持できない状態だと、更に高い音を出すのは喉から無理やりとなってしまうので、声帯を痛めてしまう危険性があります。

かならず事前の基礎を身に着けてから高音の練習に挑むようにしましょう。

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高音域の出し方

自分の出せる高音の維持が出来るようになったら、ピアノや正しいドレミを出せる楽器を用意します。

スマートフォンのアプリなどでも問題はありません。

そして自分の最大高音域より2段階高い音、例えば自分が出せる高音の限界がファであればラの音を維持できるように徐々に音を上げていきます。

あくまで2段階高い音まででそれ以上の高音をすぐに出そうと思ってはいけません。

音域は緩やかに緩やかに広げていかなければ声帯を痛め、却って高音を出しづらく声帯を悪くしてしまうこともあります。

ラの音が安定して出せるようになったら、次は高いド、ミ、ソと時間をかけてもゆっくりと反復して練習しましょう。

 

また、まだまだ大丈夫!と思っても広げる音域の幅は2オクターブまでで収めておきましょう。

オクターブとは通常のドから高いドまでを1オクターブ、その次のドから高いドまでを2オクターブと数えます。

一般の人の音域は2オクターブだといわれます。

それ以上の音域はプロの領域になりますので、無理をして出そうとしないようにしましょう。

低い音しか出せなかった人が、1オクターブ半でも音域を広げるのはすごいことで、それだけで歌唱能力が伸びてきます。

練習を繰り返すことで必ず音域は広がりますので、根気よく続けてみましょう!

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