効果的なダイエット方法~食事の回数は多いと少ないどっちが良いの?
日本人は、江戸時代までは朝食と夕食の1日2食で生活していました。
現在では、1日3食摂ることが一般的となっていますよね。
文明の発達と共に人が活動する時間が増え、それに伴い食事の回数を増やすことが推奨されたと言います。
例えば食事によるダイエット方法を実賎したとしましょう。
なるべく摂取カロリーを抑え、運動による消費カロリーを上げれば、自然に体重は落ちていきます。
その時1日に摂る食事の回数は、ダイエットに何か影響を与えるのでしょうか。
もしそうなのであれば1日の食事の回数は、多い方がダイエット効果あるのでしょうか。
それとも少ない方が効果あるのでしょうか。
食事の回数とダイエットの関係
健康やダイエットを考える時、1日の食事の回数に関して、多い方がいいか少ない方がいいかは、現状では意見が別れております。
それぞれにメリット・デメリットがあるからです。
食事回数が少ない時のメリット
1日1食がベストであるという考え方のダイエット方法があります。
そのメリットは大きく分けて3つ。
1食の食事の時、少しカロリーが高いものを食べたとしても、1日3食食べた時よりも摂取カロリーが少なくなりがちです。
腹5分目を3食に分けるよりも、1食でいいから満腹になるまで食べたいという方に向いています。
1食の食事で、胃で食べ物を消化する為に要する時間は3時間位です。
食後眠くなるのはそのせいです。
食事の回数が減ると、この消化に対する体の負担も減ります。
その分免疫力・抵抗力の増強に体が働いたせいだとか、風邪を引きにくくなったとの声が聞こえてきます。
また、寝つきが良くなった人、体が軽くなって体力がついた人もいます。
1日1食になったからこそ、お腹が空く感覚をより敏感に感じるようになります。
そしてこの空腹の後に食べる食事の味は格別で、空腹は最高のスパイスであるとはよく言ったものです。
同じ食事内容でも、おいしく感じられた方が満足度は高いですよね。
ダイエット中は食事内容に制限をかける事が多くストレスが溜まりがちですので、食事の満足度が高いかどうかは非常に重要です。
食事回数が少ない時のデメリット
急に1日1食にすると体がびっくりして、体調を壊すことになりかねません。
胃に負担がかかりますし、乾いたスポンジのように急速に栄養を吸収する為、逆に脂肪になりやすいとも言えるでしょう。
また慣れないうちはストレスも大きいので、過食やリバウンドには気をつけましょう。
少しずつ体を慣らしつつ食事回数を減らしていくのですが、くれぐれも無理は禁物なのです。
食事回数が多い時のメリット
1日3食であった食事を5食に小分けして食べるというダイエット方法もあります。
この時気をつけたいのが、食事回数を増やしても摂取カロリーは増やさないということです。
食事回数が多いと、お腹が空いている時間が少なくなり、太る原因になる血糖値やインスリンの急上昇を抑えることが出来ます。
エネルギーを脂肪として溜めこまず、こまめに消費しやすい体質にすることが出来ます。
食事回数を減らすことによるストレスが無いです。
食事回数が多い時のデメリット
食事回数を増やすと、インシュリンの分泌が増え、すい臓への負担が増えます。
糖尿病のリスクの高い日本人には、注意が必要な方法とも言えるでしょう。
また、食事する時間帯にも十分注意が必要です。
夜遅くの食事は脂肪を溜めこむ傾向があるからです。
食事回数を増やすにしても減らすにしても、どちらも一長一短、メリットもあればデメリットもあります。
ダイエットも良いのですが、あくまでも健康を損なわないよう、自分のライフスタイルにあった食事回数を模索するのが一番なのではないでしょうか。
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