メルカリの評価の見方~普通に注意!
メルカリでは取引を終了する時に、必ずお互いの取引相手に評価をつけます。
この評価とは、他のインターネット通販で見かける評価レビューとはちょっと違います。
一般のネット通販の評価レビューは書いても書かなくてもいいのですが、メルカリの評価は取引完了の為の必要な処理なので必須です。
評価レビューでよく見られるのが星の数で表す5段階評価ですが、メルカリの評価は、『良い』、『普通』、『悪い』の3つに分けられます。
ここで困るのがどう評価をつければ良いのか。
特にメルカリにおける『普通』の評価は、他のオークションサイトとは少し意味合いが違うので注意が必要です。
メルカリの評価の見方
普通の評価の場合
大抵のインターネット上での取引の場合、可もなく不可もなかった場合は普通と評価をするケースが少なくありません。
しかしメルカリでは普通の評価に対して、他サイトとは違った見方をします。
多少のトラブルが起きた場合でも普通と評価される傾向があります。
そして気持ち良く取引できた場合も含めて、良くも悪くもなく普通に取引を終えることが出来た時は、普通ではなく良いと評価するケースが多いです。
特に大きいトラブルもなく多少の不満や不備があるだけの場合も含めて、そのような時は普通と評価しましょう。
なぜこんな風潮になっているのか?
それは何もトラブルがなかったのに普通と評価されたことに不満やクレームを言うユーザーがいるからです。
評価は、取引する相手を判断する材料となります。
出品者に良い評価がついていると、購入者も安心して取引することが出来ますよね。
上記の裏返しにより、普通という評価は多少なりともトラブルがあったと判断するユーザーもいて、あまりイメージが良くない部類に入るので注意が必要です。
体感的には5段階評価に置き換えると、
星1・・・悪い
星2・・・普通
星3~5・・・良い
という感覚です。
この風潮は正していかなくてはいけないと思いますが、現状こうなっているのはもう仕方がありません。
購入する時は『普通』が多いユーザーには注意し、出品した時は『普通』がついたら反省するようにしていきましょう。
報復評価とは
報復評価とは、自分が相手に不本意な評価をつけられた場合、相手に悪い評価をつけ返すという行為です。
仮に自分に落ち度があり、相手に落ち度がない時でも、このように悪い評価をつけることで報復することができるわけです。
このことを恐れて、相手に落ち度があったとしても良い評価をつけるユーザーも少なくありません。
ヤフオク等、インターネット上での取引には良くあることで、メルカリでも以前は報復評価を恐れるユーザーが多数おりました。
それは以前のシステムが、購入者が評価をつけた瞬間に出品者から即見えるようになっていたからです。
なので購入者が出品者に報復評価されることはありました。
しかしその後の評価システムの変更により、購入者が評価しても出品者が評価を終えるまではその評価を見ることが出来なくなり、購入者が出品者に報復評価されることは無くなりました。
両者の評価が終わった時点で初めて双方に付けられた評価を確認できるという訳です。
メルカリでは裏技はあるものの、基本的には一度つけた評価を変えることが出来ません。
報復評価を恐れる必要はなくなりましたが、それでも慎重に評価は付けましょう。
顔の見えないインターネット上での取引では高評価が多いほど信用を増します。
評価は自分を映す鏡でもあり、相手を映す鏡でもあります。
必要最低限でもいいので、モラルやマナーを守った節度ある取引を目指しましょう。
それが高評価へと繋がっていくのです。