子供の熱を下げる方法~インフルエンザ編
急な子供の発熱には戸惑いますよね。
ましてやインフルエンザの流行の時期に高熱を上げたら、インフルエンザに罹患した可能性も出て来るので、とても心配です。
まずは速やかに病院に連れていくことが先決ですが、病院から貰った薬を飲んでもすぐに熱が下がらず気をもむ時があります。
子供の苦しそうな顔を見てると、いても立ってもいられないというのが現状ですよね。
今回はそんな時に役立つ、子供の熱を下げる方法をご紹介します。
インフルエンザで発熱した!
風邪等で熱が上がることは、悪いことではありません。
何故なら体が病気を治そうとして頑張っている証拠だからです。
だからもし子供が熱を上げたとして、さほど高熱ではなく機嫌も悪くない場合は、解熱剤を与えない方がいいと医師に指導されます。
ただインフルエンザの場合はちょっと違います
インフルエンザの特徴として、40度以上にもなる高熱と全身症状として関節痛、筋肉痛、倦怠感があらわれます。
3~4日続く場合も多く、急に症状が悪化することもあるので要注意です。
抗インフルエンザ薬の服用と共に症状が徐々に落ち着いていく場合が多いので、早目の病院を受診しましょう。
熱を下げる方法
子供がインフルエンザで熱を上げた場合、薬以外に熱を下げる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
冷やす
熱を下げる為に昔から行われている方法の一つに、冷やすことが挙げられます。
冷やすタイミングは熱が上がりきった時です。
熱の出始めは冷やすことなく温かくして休み、熱が上がりきった時点で、氷枕や冷やしタオル等を使って冷やしていきましょう。
上手く体温を逃がしやすいようにしていくことがポイントです。
額を冷やす場合が多いですが、熱を下げる効果はありません。
リンパの集まるところを冷やすことが、一番効果あります。
脇の下や、首の後ろ、太腿の付け根を冷やすと良いでしょう。
水分を摂る
人間の体の60%は水分でできています。
熱が上がると、大量に汗をかくことで体温を下げようとする機能が働きます。
大体37度台の発熱の時は1リットル、38度台になると1.5リットルもの水分が失われます。
ですので小さい子供の場合は、あっという間に脱水状態に陥ってしまいます。
汗には水分だけではなくミネラルも多く含まれているので、水分を摂る時は普通の水よりもスポーツ飲料やイオン飲料を飲みましょう。
もし飲むのが辛いようでしたら、飲めるものを唇を湿らす程度に与えるところから始めましょう。
相手は子供ですので、一度に大量に与えるのではなく、チョコチョコとこまめに飲ませてあげましょう。
また脱水症状の予防には、梅干しが最適です。
苦手な子供もいるとは思いますが、おかゆと共に食べるといくらか食べやすいですよ。
まずは熱が出たら、子供の様子をこまめにチェックするのが大切です。
冷やすところは冷やし、いっぱい水分を摂って、いっぱい汗をかかせる、これが熱を下げる秘訣なのです。
もちろん、いっぱい汗をかいた後は、着替えさせてあげることも忘れないでくださいね。
早く元気になることをお祈りしています。