社会の暗記方法~中学受験・高校受験編
受験シーズン真っ只中、最終チェックは終わりましたか?
中学受験にしろ、高校受験にしろ、社会に関してはまずは暗記というスタンスで受験勉強に臨む方が多いと思われます。
しかし、社会の教科書のはじからはじまで丸暗記となれば、これはまた大変な話ですよね。
「もっと簡単に暗記できれば…」
そう思う人も少なくないでしょう。
ここでは中学受験・高校受験の際に役に立つ、社会の暗記方法について紹介したいと思います。
中学受験での社会の暗記方法
一昔前までは、受験は高校からが一般的でありました。
しかし中高一貫高も増えつつある今、志望校へ確実に入学する為に中学受験をする子供達も増えてきております。
そして中学受験をすると決めた時点で、ある意味戦いはスタートしております。
近年の受験科目は、国語・算数の主要2教科に社会・理科の2教科を加えた4教科になってきております。
科目が増えるとそれだけ負担は増えますが、その教科が自分の得意教科である場合、武器ともなります。
暗記が主体である社会は、そういう意味では点数の稼ぎやすい教科であるとも言えるでしょう。
そして中学受験では、社会全般(地理・歴史・公民)から満遍なく出題される傾向があります。
全部暗記するとしたら膨大な量で、参ってしまいますよね。
そんな時活用したいのが過去問題集です。
自分の志望校の過去問を解きながら、それぞれの中学校の出題傾向を探りつつ、ここだけは外せないと言う様な箇所を暗記していくというやり方です。
暗記と言えばただ単的に憶えることを想像する方が多いと思われます。
しかし社会の暗記方法としては、単的にではなく、一つのストーリーとして覚えていくことがベストです。
小さい頃に読んだことのある歴史漫画の内容が、成長しても記憶に残っているのは、絵として視覚的にも憶えているからプラス、ストーリーとして覚えているから。
単純に事柄を暗記するよりも、一つの物語として暗記した方がずっと頭に残るのです。
また時事問題に関しては、毎日新聞に目を通すという習慣をつけることによって、自然と用語がインプットされていきます。
わからない用語は即調べる癖をつけましょう。
そのことで着実に社会の力はついていきます。
高校受験での社会の暗記方法
高校受験を目の前にしていざ社会を勉強しようとしても、あまりの範囲の広さに何処から始めればいいのかわからない場合があります。
また過去問に向き合ったものの、忘れてしまったものばかりで、何も答えられなかった時もあるでしょう。
社会の教科書を読んだだけでは知識は定着しません。
まずは、一問一答方式の基礎問題集を解きつつ、社会についての基礎知識を暗記していく方法から始めてみましょう。
一問一答式の基礎問題がスムーズに解ける様になり、教科書の内容もスーッと頭に入ってくるようになったら、基礎知識が身に付いているか確認の意味も込めて、他の練習問題にチャレンジしていきましょう。
そして最後に過去問に挑戦していくのです。
この段階になるとかなり社会の暗記力がついてきているので、問題がスラスラ面白いように解けるでしょう。
途中わからないところがあれば、積極的に調べるという作業もさほど苦にはならない筈です。
中学受験や高校受験での社会は、暗記方法一つで、点を稼げる教科にもなれば逆に点を落としてしまう教科ともなります。
確実に憶えたい時は大きい声で教科書を読み上げてみるのも暗記に繋がります。
社会を一つの物語として捉えて憶えていくということも、暗記方法の一つです。
どれも根気がいる作業ですが粘り強く頑張って、ぜひとも勝利を手に入れてみませんか。