輪ゴムを使い足が速くなる方法
「足が速くなりたい」
子供の頃、痛切に感じたものです。
体育の時間が嫌いで、運動会シーズンが近づくと、憂鬱な気持ちになってきます。
足が遅く運動が苦手な子にとっては、体育や運動会は、皆の前で公開処刑されているようなものです。
それに比べて、足の速い子はクラスの人気者的存在です。
少しぐらい勉強ができなくても、足が速いことによってクラスの皆から一目置かれる存在になります。
足が速くなる方法とは・・?
では、足が速くなる為には、どうすれば良いのでしょうか?
走る時のフォームを改善することが一番ですが、フォームを改善すると言っても、すぐに改善できるようなものでもありません。
やはり、正しいフォームで継続して走り続けることが重要です。
「一瞬だけでもいいから、今すぐ足が速くなりたい」
果たしてそんなことは可能なのでしょうか。
劇的に速くなる訳でもないし、個人差もありますが、多少なりともタイムを縮めることは可能です。
足が速くなる方法~輪ゴム
まずは、輪ゴムを2本用意します。
輪ゴムは極普通の輪ゴムで十分です。
そして、その輪ゴムを足首にかけます。
足首にかけた輪ゴムをのばして、足の親指へとひっかけます。
その時、ただ、ひっかけるのではなく、1回捻じってから、ひっかけるのがポイントです。
見た感じ、丁度8の字みたいになっていませんか。
後は、その上から靴下を履き、順番を待つのみです。
どうでしたか?少しは速く走れましたか?
輪ゴムの効果
実は、輪ゴムを使って走ると足が速くなるということには理由があります。
それは、輪ゴムを親指に付けることによって「つま先があがる」からです。
走る時、つま先が下がったままだと、つま先にとらわれて地面を蹴った足を素早く前へと運ぶことができません。
速く走るということは、足を早く回転させることがとても重要です。
だから、つま先を上げて走ったほうがより速く走れるということに繋がるのです。
そして輪ゴムは、その手助けとなります。
初め、「どうして輪ゴム?」と思っていましたが、そこには、ちゃんと理由がありました。
輪ゴムを使って走った時にしか効果が出ない足が速くなる方法でしたが、輪ゴムを使わなくても、意識してつま先を上げて走るように心がければ、その内きっと輪ゴムなしでも足が速くなっていくのではないでしょうか。