すぐに子供が眠くなる5つの方法
子供の頃、よく両親に「早く寝なさい」と言われた経験はありませんか?
成長期の子供達にとって、睡眠はとても重要な役割を担っております。
何故なら十分に睡眠をとることによって、脳の発達を促し、様々な病気に打ち勝つ免疫力がつくからです。
しかし今の時代、昔に比べて十分な睡眠のとれない子供達が増えてきております。
つい最近の統計で過去10年間の推移を見ると、子供達の睡眠時間が40分も短くなっています。
それに伴って、子供の睡眠障害の話も聞こえてきます。
眠りたくても眠れないということは、大人でも中々苦しいものです。
では子供がスムーズに眠りにつく方法を幾つか紹介していきましょう。
これで子供は眠くなる!
朝の光を浴びる
朝起きたら一番先に部屋のカーテンを開けましょう。
朝の光には目を醒まさせる効果があると同時に、夜寝つきを良くする効果もあります。
何故なら朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜に睡眠を促す効果のあるホルモン「メラトニン」が分泌されるからです。
ちなみにこの「メラトニン」は光に反応するので、明るい昼間には分泌されません。
体内時計を整え、寝つきを良くする為にも、朝の光を浴びることはとても重要なのです。
日中は身体を動かす
学校での勉強も勿論大事ですが、日中は思いっきり身体を動かして元気に遊ぶことも、子供にとっては大事な仕事です。
何故なら昼に活発に動き回ることで、夜は疲れて深い眠りへつくことができるからです。
部活動に限らず、友達と思いっきり走り回って遊ぶこと、それが子供の正常な睡眠へと繋がっていきます。
寝るまでの生活のリズムを整えよう
上手な睡眠を得る為には、できるだけ子供に合わせた生活のリズムを作ってあげましょう。
働いていれば中々簡単なことではありませんが、要所要所でもいいので合わせてあげることが大切です。
できるだけ夕食は寝る1~2時間前に終わらせ、お風呂は寝る1時間前には終わらせてあげましょう。
寝る直前の熱いお風呂は、体温が上昇して寝付けない原因にもなりますので要注意です。
そして、毎日決まった時間には布団の中へと入らせることも重要です。
毎日続けることで身体のリズムが整ってきて、時間になれば自然に眠くなってきます。
寝る前にテレビ、ゲームはしない
寝る前にテレビやゲーム等の強い光を浴びてしまうと、「メラトニン」の分泌が抑えられて、かえって目が冴えてしまいます。
そうすれば寝つきが悪くなり、布団に入っても中々眠りにつくことができません。
テレビやゲームは寝る1時間前にはやめる、というルールを作ることをお勧めします。
部屋を暗くする
光は睡眠に大きく関わってきます。
そう言えば室内が明るいと中々眠くならないものです。
寝つきを良くして、ぐっすりと眠る為にも出来るだけ部屋を暗くしてあげることをお薦めいたします。
もし真っ暗で怖がるようでしたら、豆電球程度のフットライトなら睡眠の妨げにはならないので、それをお勧めします。
実は子供が眠る時に、大人が一緒に寝てあげることが一番効果のある方法とも言われております。
でも、一緒に寝てあげられないというのが現状ですよね。
子供に良い睡眠の方法を教えてあげることも大事な躾の一つです。
子供の睡眠のことで悩まれた時、ここで紹介した方法が少しでも貴方の手助けになることを期待したいと思います。