太るための筋トレ方法
太る方法からは程遠いと思われがちな筋トレですが、実は筋トレでも体重増加が望めます。
実際に筋トレを行い、以前よりも太ったと語る人は大勢います。
そういう声が多かったからこそ筋トレは太る方法として広く知られるようになりました。
ではなぜ筋トレをすると体重が増えていくのでしょうか。
筋肉vs脂肪 重いのはどっち!?
みなさんは筋肉がガッチリついたボディビルダーの体重を聞いたことはあるでしょうか。
ぽっちゃり太っている人と同じくらい重いのに、体つきはしっかりしていますよね。
その理由は脂肪と筋肉の重さにあります。
意外なことに、脂肪より筋肉の方が重たいのです。
ですから、筋肉がついていれば同じ体型でも以前より体重が増えます。
中には「筋トレをしたら太ってしまった」と落ち込む人もいますが決して悪いことではありません。
脂肪より筋肉の方が体にとって良いのは一目瞭然です。
内臓を支えているのも脂肪ではなく筋肉なのですから。
だから筋トレは効果抜群の太る方法と言われているのです。
筋肉太りは健康太り
さらに嬉しいプラス効果もあります。
筋力が鍛えられることで基礎代謝が高まります。
基礎代謝が高まると消費されるエネルギーもそのぶん多くなります。
消費エネルギーが増えるとどうなるのか。
一言で言えば、太りにくくなります。
極端な例となりますが、通常の人なら10しか消費しないエネルギーを、20も消費すると考えればわかりやすいでしょう。
そのぶん脂肪もつきにくくなるため贅肉ばかりの不健康な太り方をする心配をしなくて済みます。
おすすめの筋トレメニュー
一口に筋トレと言っても色々ありますが、まずは簡単にできて負荷の少ないものから始めましょう。
オススメは「腹筋」「背筋」「大胸筋」を鍛える筋トレです。
このあたりを鍛えていくとスタイルが良くなり、スラリとした体になっていきます。
ジムに通ってベンチプレスをするのも良いですが、自宅でできる筋トレもいっぱいあります。
定番の腕立て伏せからはじまり、腹筋と腹筋。
ぶら下がり健康器を応用した懸垂も効果的です。
体脂肪率が高い人は注意!
筋トレは数多くある太る方法の中でも有能ですが、残念ながら万能ではありません。
なぜなら贅肉がたくさんついている状態で筋肉をつけてしまうと贅肉が落ちにくくなる欠点があるためです。
もともと痩せていて体脂肪率の低い人が太るために筋トレをするのであればさほど気にする必要はないでしょう。
しかし体脂肪率が高いのであれば、体脂肪率を落としてから筋トレに挑みましょう。
その方が体にとって優しい太り方になります。
筋トレを始めるのであればまずは体脂肪率がわかる体重計を購入し、自分の体の状態を把握しておきましょう。
そうでないとよくない太り方をした隠れ肥満になってしまいます。
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