【顔の毛穴をなくす方法】皮膚科のレーザー治療って毛穴の角栓を除去するの?
顔の毛穴をなくす方法には、自宅で手軽に行えるものから皮膚科で本格的に行うものまで様々なものがあります。
皮膚科での本格的な毛穴ケアと言えば、レーザーを使っての治療が有名ですね。
毛穴ケアの基本に毛穴の角栓を除去することが挙げられますので、もし皮膚科でレーザー治療するとすれば、角栓を除去してくれるものなのでしょうか。
レーザー治療という言葉はよく聞いても、実際にどんな事をするのかはわからない人が多いですよね。
今回はレーザー治療とは実際どのような治療をするのかを詳しくご紹介していきます。
皮膚科で顔の毛穴をなくすには
皮膚科を受診する前に、自分が今どのような毛穴の状態で悩んでいるのか知る必要があります。
何故ならケアしたい毛穴の状態によって、レーザーで治療するか他の治療方法にするかが決まるからです。
ケアする必要のある毛穴の種類
詰まった毛穴
過剰に分泌された皮脂が角質と合体すると角栓になります。
毛穴が詰まった状態とは、この角栓が毛穴を塞いでいる状態のことです。
洗顔やクレンジングで落としきれなかった角栓は、毛穴を更に押し広げていきます。
そして時間と共に酸化して、黒ずんでいってしまいます。
たるんだ毛穴
加齢で肌のハリがなくなると、同時に毛穴もたるんでいきます。
たるんだ毛穴はよく見ると細長いマルのような形をしていて、このたるんだ毛穴同士が繋がると皺の様な形の帯状毛穴になってしまいます。
そうなる前の対処が必要です。
メラニン毛穴
別名毛穴ジミと呼ばれるメラニン毛穴は、日焼けしてそのままメラニンが色素沈着してできたものです。
詰まった毛穴の黒ずみと違って、触ってもザラザラしていません。
レーザーで毛穴治療ってこういうこと
皮膚科でレーザーを使って毛穴ケアする場合、フラクショナルレーザーでの治療になります。
レーザーで角栓を除去するのではなく、肌そのものにレーザーで無数の穴をあける治療を行います。
そしてその穴が治癒していく過程で肌そのものを新しく再生させ、毛穴そのもの、肌そのものを生まれ変わせることになります。
治癒していく段階で肌にハリと弾力が戻ってくるため、加齢によりたるんでしまった毛穴のケアに効果を発揮します。
また毛穴治療の他にアンチエイジングや傷跡の治療、ニキビ跡の治療にも効果がある治療方法です。
レーザー治療の注意点
少しづつ肌を生まれ変わらせていくのですが、基本的に肌に負担を与える治療法となります。
レーザーを照射された瞬間多少の痛みを感じますが、麻酔クリームを塗ることで痛みは軽減されます。
ダウンタイムとして、照射後2~3日間は肌に赤みが残り、1週間位は肌のざらつき等の違和感が残ります。
敏感肌で肌の弱い人は、医師と相談の上治療を選択することをおすすめします。
治療中、治療後は肌がかなり敏感な状態になります。
たっぷりと肌に潤いを与え、紫外線等の刺激は極力避けるようにしましょう。
皮膚科でのレーザー治療の流れとしては、1回目の施術が終わるとその肌が回復するまで次の施術へは移りません。
じっくりと時間をかけて治療していくことになるので、ある程度費用はかかることを前提にして治療を始めていきましょう。
レーザーで顔の毛穴をなくす方法は、ピンポイントで毛穴の角栓を除去するというよりも、肌そのものを生まれ変わらせる治療方法になります。
ダウンタイムがあったり費用が高額であったりとリスクもありますが、その分効果の高い方法でもあります。
皮膚科ではカウンセリングも行っているので、まずは相談しじっくりと検討してみましょう。
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